目隠しフェンスの高さと費用

2026年9月28日 確認そとどこ編集部

目隠しフェンスの高さは、庭で座った人の目線を隠すなら約120cm、立った人なら160〜180cm程度が目安です。室内から見る場合は、床の高さの分だけ高くします。費用は、掲載している外構会社のコラムで1mあたり約1万〜4万円程度です。高さの考え方、メーカーの参考価格、風と境界の注意点をまとめました。

目隠しフェンスの高さの目安(1.8mで足りるか)

隠したい目線高さの目安出典
庭で座った人の目線を隠す約120cmMetalFarm・森造園
庭で立った人の目線を隠す160〜180cm程度(森造園は170cm位)MetalFarm・森造園
通行人からの目隠し180cm程度LIXIL
通行量の多い道路に面している2m程度YKK AP
室内(床の高さ60cm)で座った人の目線180cm(60cm+120cm)森造園
室内(床の高さ60cm)で立った人の目線230cm(60cm+170cm)森造園

森造園(札幌市)は、立った人の目線を男性160cm・女性140cm、座った人の目線を120cmとしています。LIXILは、地面からフェンスの上までの一般的な高さを約180〜200cmとしています。

LIXILは、180cm程度あれば通行人からの目隠しができるとしています。一方、リビングは床が地面より50〜60cm高いことが多く、室内で立った人の目線まで隠すには足りない場合があります。ウッドデッキの上で過ごす場合も、デッキの床の高さを足して考えます。LIXILは、2m以上にすると室内に圧迫感が出て、風通しや日当たりもさえぎられると説明しています。高くしすぎず、見られたくない場所だけを隠す方法もあります。

出典:森造園「札幌 目隠しフェンスの高さと種類」、MetalFarm「目隠しフェンスで後悔しない選び方」、LIXIL「目隠しフェンスの選び方。最適な高さと設置場所ごとのポイントをご紹介」、YKK AP「門扉・フェンス選びのポイント」(いずれも2026年9月28日確認)。

フェンスの費用:1mあたりの目安とメーカーの参考価格

福田造園(名古屋市緑区)のコラムは、フェンスの費用を「種類や高さによって1mあたり約1万円〜4万円程度」としています。同じコラムで、ブロック塀は1mあたり約1.5万〜4万円程度です。税込か、工事費を含むかは書かれていません。基礎工事、古い塀の撤去、廃材の処分は別に見積もるよう案内しています。

メーカーの公式サイトに載っている、商品の参考価格は次のとおりです。

商品(LIXIL)価格価格の条件幅1mあたりに直すと
フェンスAB YL2型(アルミ・ルーバー)40,100円〜幅2,000mm×高さ800mm。本体1枚+柱1本約2.0万円
フェンスAB YS3型(アルミ・ラッピング形材色)39,000円〜幅2,000mm×高さ800mm。本体1枚+柱1本約2.0万円
サニーブリーズフェンス S型(ルーバー・採光タイプ)37,450円〜幅1,000mm×高さ800mm。本体1枚+柱1本+部品1セット約3.7万円
フェンスAA TS1型(アルミ)71,300円〜幅2,000mm×高さ600mm。本体1枚+柱1本約3.6万円
木樹脂フェンス 1型(樹脂・ラチス)60,900円〜幅1,195mm×高さ800mm。本体1枚+柱1本+柱端部材約5.1万円

どれも高さ60〜80cmの商品の、本体と柱などのセット価格です。税込・税別の記載はなく、工事費の記載もありません。目隠しに使う160〜180cmの高さにすると、商品の価格はこれより上がります。今回確認した掲載店の多くは、フェンスの価格を現地調査と見積りで案内しています。

外構全体の費用の例は外構工事の費用の目安に、相見積もりの頼み方と見積書の比べ方は外構工事の相見積もりの取り方と比べ方にまとめています。

出典:福田造園「塀を作る費用はいくら?」、LIXIL フェンスAB・サニーブリーズフェンス・フェンスAA・木樹脂フェンスの商品ページ(いずれも2026年9月28日確認)。「幅1mあたり」は、掲載価格を幅で割ってそとどこ編集部が計算した参考値です。

フェンスと風:柱の間隔と基礎

見積りの段階で、柱の間隔、基礎の大きさ、商品の耐風圧(どの風速まで耐えるか)を確かめておくと安心です。

出典:MetalFarm「目隠しフェンスで後悔しない選び方」、LIXIL フェンスAB、LIXIL「目隠しデザインの豊富なフェンスAB」、森造園「札幌 目隠しフェンスの高さと種類」、LIXIL「目隠しフェンスの選び方」、LIXIL サニーブリーズフェンス(いずれも2026年9月28日確認)。

境界に建てるときのトラブルを防ぐ

ブロック塀の上にフェンスを付ける場合は、下のブロック塀の決まりも関わります。建築基準法施行令第62条の8は、補強コンクリートブロック造の塀について次のように定めています(構造計算で安全を確かめた場合を除く)。

この条文が決めているのはブロック塀そのものです。上に付けるフェンスの扱いや、古いブロックにフェンスを付けてよいかは、施工会社に現地で確かめてもらいます。古いブロック塀を撤去する場合は、市の補助を使えることがあります。詳しくはブロック塀の撤去の補助金にまとめています。塀のかわりに生け垣を作る場合の助成は外構工事の補助金とローンで紹介しています。門柱や門塀とつなげる場合は門柱・機能門柱の費用と選び方も参考になります。

出典:e-Gov法令検索 建築基準法施行令 第62条の8、LIXIL「隣地境界の目隠しは事前の説明を忘れずに!」、LIXIL「目隠しフェンスの選び方」、MetalFarm「目隠しフェンスで後悔しない選び方」(いずれも2026年9月28日確認)。